事業再生と鑑定評価2(事業再生の流れ)

大まかな事業再生の流れを説明します。 表1は、神山興業の事業再生スケジュールです。 事業再生計画がスタートしてから再計画策定が終了するまで概ね半年程度を要します。 金融機関との調整が長引くと、それ以上かかる場合もあります。

再生計画策定に先がけて、財務DD(デューデリジェンス)と事業DDが実施されます。 不動産鑑定士は、この中で財務DDに関与します。

不動産鑑定士が再生スキームの流れの中でどのように関与しているか表したのが表2です。 案件打診は表1における再生計画がスタートする約1ヵ月程度前にあり、依頼者と評価内容の詳細について打ち合わせを行い、第一回目のアドバイザー会議が開催される時には概ねの評価スペックが決まっているよう調整します。 鑑定評価書のドラフト提示は、再生計画がスタートして1ヶ月~2ヵ月程度、それに基づいてDDSや債権放棄額の調整・決定が行われ、支援内容が決定し、鑑定評価書を納品することになります。